人気メタルバンドBABYMETALの新曲は、Elevator Girlというタイトルです。
5月4日にはメンバーの一人、MOAMETALにフォーカスをあてた動画が公開されています。
新曲の特徴は何といってもエネルギッシュで、BABYMETALに相応しい曲調のイメージです。中でも、動画でMOAMETALにフォーカスがあたっているように、大きく成長して頼もしくなった姿が確認できる一曲です。
タイトルのElevator Girlは、文字通りエレベーターの案内係だけではなく、女性の成長や大人になる意味も含みます。
どういった目的でタイトルが付けられたかは不明ですが、少なくともBABYMETALの成長に関わっている可能性は高めです。
明るく激しい何時も通りの曲調なので、動画を視聴した人達の反応は、パフォーマンスが変わらず安定して安心できると評判です。
具体的には小刻みに連続する歌詞が続いたり、所々で笑顔を見せる様子などが、BABYMETALに結び付いています。
しかし変化や成長が全くないのとは違い、着実に成長している様子を窺えるのが新曲Elevator Girlの魅力です。
歌唱力やライブパフォーマンスが確認できるのは勿論、メンバーそれぞれの成長に気が付けるのも新曲らしいところです。
発売日や価格などの情報発表はこれからですが、海外での反応でも既に前向きに捉えられている印象です。
一方でElevator Girlの歌詞の内容は、メンバーがエレベーターガールに扮して、曲に耳を傾ける人を上下に誘導する点が特徴となっています。
上や下に案内するのは普通ですが、そこから次の目的地を地獄と告げたり、針地獄のフロアに導くといった流れです。
曲は英語のシンプルな歌詞で始まり、続いて問い掛けるように刻む歌詞が連続します。
楽曲は1番と2番で構成されていますが、その内容は同じ歌詞を繰り返すスタイルです。
あまり理解が難しい複雑なキーワードは用いられていませんし、構成もシンプルなのですんなりと耳に入ります。
歌詞を覚えるのは容易ですから、直ぐにでも覚えて歌い始めることができるでしょう。
口ずさみリズムを刻むことでライブ感が得られる、これがBABYMETALの良い所で、新曲にも共通しているポイントです。
ただシンプルな楽曲ではあっても、頭に描くイメージや解釈は人それぞれ様々です。
素直な見方で解釈するなら、メンバー達がファンを連れて地獄の底へと向かう内容となります。
激しい曲調の割りには笑顔を見せながら歌うので、絶望的な地獄感を感じさせることはないです。
むしろこのギャップがファンを惹き付け、地獄にさえも付いて行きたいと思わせるほどです。
Elevator Girlもその部分は何時もと変わらないので、安定した魅力を持って人気を集めているといえます。
肝心の曲についての詳細はこれからで、仮称なのか正式名称になるのかも不明です。
それでも新曲が発表されたことは事実ですし、BABYMETALの歴史に新しい一曲が加わるのは間違いないです。
不意をつくような一曲を求めたり、イメージチェンジを求める人には物足りないでしょうが、変わらずにいて欲しい人達には朗報です。
ややポップスよりなので、デビュー初期の楽曲に近い印象を与えますし、難しくない歌詞ということもあって一般的に受け入れやすいでしょう。
今まで聴いたことがない人にもアピールできたり、紹介用の楽曲として活用できるのはプラスに働くメリットです。
Elevator Girlはメタルを聴いたことがなくても、惹き付けられたり最後まで聴きたくなるような魅力があります。
一聴ではポップスに強く寄り過ぎている感覚ですが、良く聴くと高いレベルでメタルと融合していることが分かります。
その意味では新境地ともいえますし、今までと変わらず先を目指した結果、この新曲が完成したとも捉えられます。
いずれにしても、歴代の楽曲のように掴みや受けは良く、今後も評価が上がっていく予感を秘めています。
最終的にどう評価されるかはこれから分かりますが、一度聴いてみるだけでもいくつもの良さに気が付けるはずです。
歌や演奏とダンスが融合して、パフォーマンス面でも期待感が高まる、そういったポテンシャルを秘める楽曲です。
将来的にライブでも披露される可能性は十分なので、ライブに参加するファンも、生のパフォーマンスに期待できます。
ライトなファンはCDの発売を待つことになりますが、発売日が決まったり発表されるのは少し先のことです。
それまでは動画に目を通してリズムを身につけたり、歌詞を覚えて口ずさんでみるのが良いでしょう。
何度聞いても飽きないばかりか、繰り返し耳を傾けることで新たな発見がある、それがこのバンドの楽曲の良い部分です。
ただし、それほど難しく考えなくても、良し悪しや好みかどうかは耳にしただけで判明します。
耳に浸透する説得力があるので、好みにマッチしたら耳から離れないハマる曲となり得ます。