続きを読むハイパーリンクを貼るだけで著作権料がかかる通称「リンク税」がEUで導入されようとしている
・13条「コンテンツ認識システム義務化」
EU改正著作権法の中で、議論が紛糾しているもう一つの条文が、ムービーや音楽、画像などのコンテンツの投稿を認めるすべてのプラットフォームに対して、アップロードされるコンテンツが著作権侵害物でないかをチェックするシステムの導入を義務付ける13条です。
現在、ムービー配信大手のYouTubeでは著作権侵害物かどうかを自動チェックするシステムが導入されて違法コンテンツの自主的な削除が行われていますが、基本的には著作権侵害の申し立てを受けてからチェックするという事後審査方式です。しかし13条では、ユーザーがアップロードするコンテンツの著作権侵害を事前にチェックすることが求められ、著作権者の申し立てを受ける前に削除するクローリング機能の導入が義務付けられます。
しかし、自動チェックシステムを義務付ければ、著作権侵害が疑われる素材が含まれる画像、テキスト、ムービーなどはパロディを含めて合法であってものきなみ排除されてしまうという点で、検閲と同様の機能を果たしてしまうのではないかと懸念されています。
https://gigazine.net/news/20180621-eu-link-charge-copy-right/
Article 13って何?