BABYMETALは独自の音楽ジャンルやライブスタイルを作り出しただけではなく、海外の音楽ファンを日本の音楽に誘導する水先案内人の役割も果たしている。
昨日で2月の武道館4公演が終わり、次は来月15日のDOOMSDAY ‒ Ⅶとなります。
まず、昨日までで終わった6公演で武道館10公演が2公演1セットだということが分かりました。ただ、どういうわけか4月の2公演だけは異なりそうな気もする。
それはともかく、これまでのライブもそうだったように、今回の武道館公演でもBABYMETAL独特の世界観が繰り広げられ、新しい音楽ジャンル『BABYMETAL』と新しいライブスタイル『ベビメタミュージカル』にますます磨きがかかったように思えます。
なので今更BABYMETALがメタルなのかメタルではないのかと言う時代遅れの論争はもうやめてもらいたい。ww
それと、BABYMETALはデビュー以降この10年間日本の音楽界にかなり貢献しているということも言いたい。その貢献とは目に見える形での直接的な貢献ではなく、BABYMETALを介して海外の音楽ファンを日本の音楽に誘導する水先案内人の役割を果たしているということである。
特に海外ではあまり多くない女性メタル・ハードロックバンドや女性ヴォーカルのバンドに海外の音楽ファンを誘導していると思う。具体的には『Unlucky Morpheus』、『Mardelas』、『LOVEBITES』、『Aldious』、『Mary's Blood』、『Gacharic Spin』、『BAND-MAID』など、名前を挙げればきりがないほどハイレベルのバンドが目白押しだ。
おそらく上記したバンドのファンは海外の注目が集まったのはBABYMETALとは一切関係が無いと言いたいだろうが、BABYMETALを知って他の日本のバンドを漁った海外ファンが一定数いたのは疑いようがない。
特に今『LOVEBITES』に海外音楽ファンの注目が集まっているようで、このバンドは今『Mardelas』のヴォーカルを務めている蛇石マリナが以前所属した『DESTROSE』の2人のメンバーが立ち上げたバンドで、凄腕のギタリスト2人を迎えて本格的なメタルバンドとして世界のメタル界に挑戦している。中でもギターとキーボードに作曲・編曲と何でもこなすMIYAKOは今後世界の音楽シーンに躍り出るような気がする。
以上のように、BABYMETALは独自の音楽ジャンルやライブスタイルを作り出しただけではなく、海外の音楽ファンを日本の音楽に誘導する水先案内人の役割も果たしていると言いたい。
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